1999.9.13

メッセージありがとうございます


  1998.8.27

  ご無沙汰しております。今日たまたまですが、我が家の庭にツマグロヒョウモンのメスが 飛んでいました。 ツマグロヒョウモンは、別に珍しくなく夏にはたくさん見られます。 しかし、今回のは飛び方とよく見ると模様も違う。そうです。 カバマダラがいたのです。四国では、明らかに迷蝶です。大急ぎで補虫網を取りに行ったのですが飛んでしまい、しばらく追いかけたのですが 空高く飛んでしまいました。 (空高くという点でもツマグロヒョウモンではないようです) しかし、この付近にまだいると思われ今度の土日に探してみようと思っています。 もし、捕獲できましたら報告いたします。(徳島 T.Aさん)

  この年の秋、徳島県では、カバマダラという、沖縄などにいる蝶が大発生しました。T.Aさんからのメールは、上記の最初の発見から、大発生し、やがて収束するまでの状況を時の経過とともに生々しく伝えてくれます。

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  1998.8.7

  はじめまして。大分のほうに住んでます。 蝶はシロウトです。
 簡単ですが、「昆虫を採集するということについて」の文章に 私見を述べさせて頂きます。現状で不可侵の生命と言えば、
 1.人間
 2.(人間の生命をおびやかさないもので)高等動物
 3.(人間の生命をおびやかさないもので)絶滅に瀕している種
の3つだけだと思います。昆虫や植物に関しては、全く個々人の価値観にゆだねられていいと思います。本当にすべての生命を 不可侵と考えるなら、「エイズ」や「コレラ」菌にも生命があり、これらを治療すべきでないというような極論になってしまうから です。(つまり、どこかで線引きする事は、やむを得ない。) 気持ちの問題はあります。またその気持ちの持ち方は個人差や 国による違いがあります。 (例えば、西洋人は魚釣りを「残酷なゲーム」と感じている人が多い。)

話は昆虫から少しそれますが、2.の高等動物の範囲は、
 ○目の前で殺されたとしたら、強い苦痛を感じるもの。
 ○人間となんらかの感情的なコンタクトのできるもの。
と言うほかないと思います。個人的には豚やクジラはこれに 含まれると思います。私はどちらも食べますので、その辺は 矛盾があり、曖昧でもあるのですが...。また個人差や 国による感覚の違いが大きいところでもあると思います。 昆虫については上のような意味での高等動物とは言えず、 特にナーバスになる必要はないと思います。 ただそれを「悪いと感じる人」「かまわないと感じる人」 双方について、もっとも曖昧な部分に関する価値観なのですから 人に押しつけたり、自分の価値観をたてに別の子供をいじめたり すべきではないという点を、教えて行くのがいいのではないでしょうか。そのためには上の1.2.3.(特に1.)について 最初にどこかではっきり教えられるようにしたい。 以上です。簡単ですみません。 また、折を見てお便りします。 (大分 M.Aさん)


  はじめまして。ホームページ「雑記蝶」を開いている、阪口と申します。 この度は、貴重なご意見をいただき、ありがとうございました。 おっしゃるように、「殺人」が非であることを、まず、はっきりと教え、その他の生 命については、個人の価値観を尊重する、というのがやはり基本的であるのは、間違 いありません。ただ、

>昆虫や植物に関しては、全く個々人の価値観にゆだねられていいと思います。
とも言えない面があります。 法的に言えば、人間(殺人罪)の他、
  1.ペット、家畜、養殖など、他人の所有物である生命(器物破損罪)
  2.天然記念物等、特に法律、条例等で定められた生命(各々の法、条例違反)
  3.漁業権など、利権が明確になっている場所での特定の生命(窃盗罪)
などは、昆虫などにも当てはめることができ、してはいけないこととして、ちゃんと 教育する、ということになりましょうか。 それから、昆虫などの場合、M.Aさんの分類でいえば、

> (人間の生命をおびやかさないもので)絶滅に瀕している種
が、ひとつ問題になります。法的には天然記念物等で保護されている場合(上述2. にあたるもの)ですが、現実には、高山や離島など特殊な場所に住むものが多く、こ ういった昆虫は、しっかり守られているため、差し迫った絶滅の危機はありません。 むしろ、平地の荒れ地や草原、河原などに住む種類が、ここ数10年間に激減し、今 やサイやトラ位の稀少生物になって、絶滅の危機に瀕しています。こういった生物も 種の保存という面からは保護される必要があります。

 ただ、私が問題にしたいのは、子供達の昆虫採集を否定することなので、上記のよう な特殊な場合以外の、問題です。 ここは、M.Aさんのいう、「気持ちの問題」であり、多くの人に、M.Aさんと同じよ うに、個人差の問題だという認識を持ってもらいたいということなのです。「昆虫採集はダメ」という人でも、釣りや潮干狩りは、問題にしない人が多いことからも、単純に生命を侵す趣味はダメということではないような気がします。

 私は、昆虫や、野鳥や、植物に興味を持った子供が、今まで通り、一定の割合で存在 してくれないと、自然を守ることも、虫のような生命も大切だということも、実感と して理解されない社会になるのではと心配なのです。 今日の夕刊(読売)には、カブトムシ、クワガタムシの自動販売機ができたと報道さ れています。こういった虫は、買うものではなく、採集するものだと私は思うのです。これも、買おうが、採集しようが、自由だと思われるかもしれませんが、個人の 価値観という面は認めるにしても、一方で、子供の教育という面からは、「採集すべきだ」と主張したいと思います。M.Aさんの意見に対する答えになっていないかもしれませんが、また、何かお考えが あれば、お聞かせ願いたいと思います。今回の、ご意見、本当にありがとうございました。 (阪口)


  1998.7.12

  「昆虫を採集するということについて」読ませて頂きました。私(40歳)もほぼ同感です。この文章に書かれている気持ちが少しばかり解るような気がしています。つい先日、オオムラサキを採ってしまったせいでしょうか、罪の意識にさいなまれております。知り合いの人に喋った途端、お叱りを受けてしまいました。
 採ってはいけないと思えば思うほど、手に取って見たいと云う意識が先行してしまいました。もちろん、ヤタラメッタラ採るわけではありません。標本に必要な分だけで十分なのですが、自分のしている行為を自分自身正当化するのに苦労した次第です。人間は、もともと自分勝手な動物だから仕方がありませんが、昆虫を大切に思う心を忘れずに採集していこうと思っています。
 インターネットを始めて3ヶ月の私です。他にも良いホームページがございましたら是非教えてください。初めてのメールでぶしつけではございますが、沖縄に行く格安の方法、何かご存知でしたらお教えください。 (D.Tさん)


はじめまして。メールありがとうございました。

 返事が遅れてスミマセンでした。実は、北海道に行ってまして、先ほど帰宅したところです。5日間、あまり天候には恵まれませんでしたが、それなりに採集、撮影してまいりましたので、拙ホームページにて、報告したいと思います。そのときには是非、ご覧になってくださいませ。

 特に「昆虫を採取するということについて」に感想を寄せていただきありがとうございました。この問題は大変難しく、なかなかうまく表現出来ませんが、採集=悪という単純な議論には反論してゆくべきと考えております。

 オオムラサキは天然記念物などに指定されているわけではなく、例えば、釣りの趣味の方が、鯛やアユをつかまえるのと、何ら違いはなく、自然に親しむ健全な趣味です。罪の意識など持たれる必要はないと思いますよ。「釣りは食べるからいい」なんてことを言う人もいますが、それこそ人間の勝手な言い分です。ただ、釣りでも、昆虫採集でも、他の生物の命を奪っている、ということは逃げずに意識したいものです。 ちょっと話が堅くなりました。m(__)m

 ところで、沖縄旅行ですか、いいですね。私は、航空機の早期割引制度を使っています。うまく計画すると、約半額になります。また、バイクをお持ちでしたら、かつ、休みが比較的長くとれるのでしたら、フェリーという手もあります。これはさらに半額程度で沖縄にいけます。でも、私と同年代でしたら、フェリー2等はちょっとキツいかもしれませんね。それに休みも、そんなに長くは、とれないですよね。

 また、昆虫関係の他のホームページでしたら、私の「リンクのページ」から、「Jamides」へ行ってみてください。リンクがいっぱいありますよ。

 さらに詳しいことがお知りになりたいのでしたら、またメールください。それでは、また。(阪口)


  1998.7.16

  早期割引制度、教えて頂き誠に有り難うございます。さっそく調べてみたいと思っております。返信メールを拝見して思ったのですが、カメラも趣味の一つでしょうか、私も少し前まであれこれと被写体を探してフィルムの無駄使いばかりしていました。今では一眼レフを使う機会も無くもっぱらコンパクトカメラで処理しています。使わなくなったニコンのレンズがカメラケースの中でひんやりとたたずんでいると言ったところです。
 考えてみるとずいぶん前から蝶に対する執着心があったようです。温室を飛び交う蝶を見るのが好きで撮影に行ったことも度々ありました。(多摩動植物園、諏訪湖等)
 今日は
ゴマダラチョウを取りに出かけました。結果は失敗に終わったのですが、前日に作っておいたバナナトラップを試してみたく、近くの耕作地に行きました。農家の人の目を気にしながら昨年採取実績のある場所に設置しましたが、天気が悪かったのでしょうか?餌が悪かったのでしょうか?何一つとして入いっていません。ちっとショックでしたが、餌を補充してそのまま帰ってきました。
 バナナトラップについての経験がございましたらお教えください。ちなみに私が作ったトラップの概要は以下のとおりです。

・ 大きさ ・・・・・・・ タテ 12センチ ヨコ 20センチ深さ 35センチ
・ 餌 ・・・・・・・・・・ 蜂蜜とウイスキーのブレンド and バナナ
・ 顔の高さほどの木の枝に釣り下げました。

 きっと阪口さんは電子メールのやり取りで多忙な毎日かと思われますので、私への返信はいつでも結構です。プライオリティーを下げて頂いてもかまいませんので、今後ともよろしくお願いします。
今はどんな蝶に関心がおありなのですか?できましたらお聞かせください。それでは失礼します。(D.Tさん)



こんにちは。「雑記蝶」の阪口です。メールのお返事遅れてすみません。

 カメラについては、正式に習った訳ではないのですが、生態写真から始めて、一応、風景写真も、ちょっとやりました。でも、今はまた蝶の写真一辺倒です。

 Tさん同様、私も冬などに、近畿各地の昆虫園に行ったりします。野生に比べると、温室の蝶はゆったりしていて、撮影の練習になります。それに、やっぱり、飛んでいる蝶を見るのは、なにより楽しいですから。多摩動物公園にも1回行きました。(拙HPの「蝶の博物館」はご覧いただきましたか?)

 バナナトラップについては、私は沖縄で、フタオチョウの撮影したときに使いましたが、内地では、使ってませんね。沖縄で、フタオチョウ見るにはトラップが不可欠だと聞いてましたから。私の作ったのは、完熟したバナナを一晩泡盛につけておいたのを、練り込み、ミカンを入れるネットに拳大に固めて入れて、時々、霧吹きで泡盛をかける、というものです。やはり、目の高さ位に、3,4個吊しました。同じ場所で、3日粘ったのですが、3日目にやっと来ました。他に、コノハチョウ、アカタテハが来ました。

 内地でも、オオムラサキ、ゴマダラチョウ、スミナガシ、ルリタテハなどきそうですね。1回やってみましょうか? 話によると、バナナの発酵具合や、アルコールの補充、それに相手の蝶の活動時間などが関係しそうで、1回でうまくゆくかは疑問ですが、粘ればなんとかなりそうですね。

>きっと阪口さんは電子メールのやり取りで多忙な毎日かと思われますので私への返信はいつでも結構です。プライオリティーを下げて頂いても・・・
 こういう優しい言葉をかけてはいけませんよ。すぐ図に乗りますから(笑)。事実、今回こんなに返事が遅れましたから。私の、HPのお客さんは、みんな優しくて、よくこういう風に書いていただけるのです。で、私はというと、すぐ甘えてしまい、...(ゴメンナサイ!)

 私の好きな蝶はというと、ウラナミジャノメヒメヒカゲの仲間など、渋めの蝶が好きです。また、世界的にはモンキチョウの仲間に魅せられています。でも、今年は、郷土の大阪府堺市の蝶相調査に、随分力を入れています。ほとんどみんな普通種ですけど、関心といえば、今はこれが1番です。

 今後とも、よろしくお願いします。 それでは、また。(阪口)



  1998.7.12

  はじめまして!HP見させて頂きました。

 私は、T(27)、大阪市阿倍野区に、26年住んでいました。今年5月に引っ越したのですが、今年は18年ぶりに蝶の採集を再開したいと数日前から、18年前使っていた道具を探したり準備を進めています。そして、網・展翅版・三角紙など出てきました。

 当時、小学生だった私は目の前を通った蝶を片っ端から採っていました。中でも近くの池のそばの柳の木に密集していた
コムラサキを見つけたときは大喜びで網を持って走っていたのを覚えています。しかし、当時の私は全てを採り尽くしてしまい翌年には、ほとんど姿を見る事がなくなってしまったのです。あの頃のことは、未だに後悔となって思い起こされます。今度はあのような失敗はしない、と山に行く計画中です。

 初めてメールをお送りするのに失礼なんですが、網・展翅版・三角紙など入手先をご存知でしたらお教えいただきたいのですが・・・ 当時は、生野あたりで専門店があったようでそこで道具を手に入れていたようなのですが記憶があいまいで^^; 展翅版・三角紙は自作でなんとかなりそうなのですが、網のほうができたら、当時の竿とフレームに合うものが入手できたらと考えています。

 長くなってしまいましたが、どうぞよろしくお願いします。m0m また、蝶についていろいろ教えていただきたいことがありますので、メール送らせていただきます。  では〜。 (T.Tさん)



はじめまして。「雑記蝶」の阪口と申します。メールありがとうございました。

 でも、コムラサキのことについては、決して、さんが原因だとは思いません。コムラサキのような蝶は都市部から次第に姿を消しています。残念ながら、こういった蝶はヤナギのような食草があっても、大阪市内のような都市部には棲めないようなのです。あまり気にされることはないと思いますよ。

 さて、採集用具のことですが、通信販売でよいのなら、志賀昆虫普及社(TEL03−3409−6401)が有名です。依頼すればカタログを送ってもらえると思います。私は蝶研出版(TEL0726−27−9828)を使っていますが、ここは基本的には会員サービスなので、非会員でもいいとは思いますが、価格等で不利になるかもしれません。他にも数社ありますが、お住まいを教えていただければ、近いところをご案内できるかもしれません。

 もっと詳しいことがお知りになりたいのでしたら、またメールください。 (阪口)


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