no doubt  

 時々思うことはよくあるよ。
 何故ボクはキミとは異なるモノなのか。
 ボクとキミが一つのモノなら、こう思うこともなかっただろうね。

 でも、所詮それは叶わないことなんだろうね。
 だからボクは、思うことはあっても悩んだことは一度もないよ。
 考え用によっては、ボクがボクであるからこそ、キミと会えたのかもしれないからね。
 人間というモノはどうしようもないことによく悩んで苦しむけど。
 そう考えると、ボクはやっぱりキミとは相容れない存在なのかもしれないね。
 思うことはあっても、悩むことは出来ないのだから。
 それは許されないことだからね。
 ボクにとっては。

 時々、神というモノを思いたくなるよ。
 すべての創造主。
 ボクや、キミや、すべてのモノを作りし存在。
 もしも、それが存在するのなら、あまりに悪趣味だね。
 ボクから大切なモノを欠落させたのだから。
 そう。

 神のそれから解放されるには死という洗礼を受けなければならないのだから。
 だからボクは、死と自由を同価値だと、あの時言ったね。
 キミを悩ませるようなことを言ってしまったけど、キミにこの苦しみを知ってもらいたかったのかもしれない。
 ボクが生まれて初めて感じた苦悩というモノを。

 キミがボクに好意を持ってくれたことは、ボクにとって嬉しくもあり、苦痛でもあった。
 いや、単純に嬉しかったんだろうね。
 だからこそ、苦痛にもなり得た。
 所詮、許されない関係だったんだ。
 そう思うことしかボクには出来なかったんだろうね。

 本当に弱いのは、キミじゃなくてボクかもしれない。
 だからボクは、キミを必要としたんだろう。
 キミが羨ましかったよ。

 だから……これで最後にしたいな。

 結局、死は自由と同価値ではあっても、同意義ではなかったんだよ。
 いつまでもボクは運命という呪縛に縛られているんだ。
 だからボクはもう終わりにしようと思うんだ。

 最後に……
 キミと出会えてよかったよ。シンジ君。
 キミと出会えたことは嘘じゃなかったからね。
 ボクの中で。
 

 


後書き

 ほんっっっっっとうにお久しぶりです(^^;;
 GIDAです。覚えてらっしゃる方が居るのかは疑問ですが(^^;
 EVAからは卒業したつもりだったんですけど、やはりここが俺の根本なのか、
 はっきり言ってノリで書いてしまいました(^^;

 さて。今回のSS。と言うには短すぎるSSS(ショートショートストーリー)です。
 題材は「結ばれない2つ」と言うことで、書いてみました。
 カヲル君はそれに苦悩してかはわかりませんが、愛する人に殺されることを望みました。
 実際、自分的に投影してしまう感があるのですが(^^;
 本当に愛する人に殺されることが最良とは言わなくとも、次善策だったのでしょうか?
 どうかはわかりませんが、俺は信じ続けることしかできないですね。
 だって、この気持ちは嘘じゃないから。ね?
 そう思うと、残酷な運命も乗り切れるような気がします。

 あぁ……余計なことを書いてしまった……(^^;
 それでは、次はいつになるかわかりませんが、また会える日を(^^;


GIDAさん、本当にありがとうございました!!

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