デート


〜土曜日・夜〜

明日は久しぶりにアスカとデート。
いつも一緒にいるけれど、結婚前に戻った気分。
シンジは計画を立てていた。

(どこへいこうかなぁ。そうだ、芦之湖にいって遊覧船に乗ろう。
芦之湖には何度か行ったことがあるけど、遊覧船には一度も乗ったことがないからな。
お昼は僕が作ったお弁当を食べて、その後は少し街をブラブラして、夜は新帝国ホテルのレストランでディナーにしよう。
あそこのレストランは日本でも5本の指に入るくらいおいしいって有名だからなぁ。
そうと決まれば、さっそくレストランに電話して予約だ。)

シンジは自分の携帯でレストランに予約を入れた。


〜日曜日・朝〜
シンジは朝早く起き、朝食と昼食用のお弁当を作っていた。

「シンジ、おはよっ。」
「おはよう。」

シンジはアスカの頬におはようのキスをする。

「ねぇシンジ。今日、どこにいく?」
「今日は僕にまかせて。」
「うん。そうする。」

アスカはうれしそうに洗面所へと消えていく。

二人は早々と食事を終え、出かける準備をした後、朝日が散々と輝く真新しい世界へと飛び出していった。


〜芦之湖・船〜
電車とバスを乗り継ぎ、二人は芦之湖へとやってきた。

「ねえ、あの船にのらない?」
「あっ・・・・う・うん。」

大自然の美に心を奪われていたアスカは、突然の問いかけに少々戸惑いながら答える。

アスカはシンジの腕に自分の腕を絡め、より添うように歩く。

船に乗った二人は、景色が一番よく見える場所を陣取った。

心地良い風が栗色の髪に絡みつく。
ときどき見え隠れする耳。
キラキラと光り輝くイヤリング
アスカの誕生日の日にプレゼントしたイヤリング。
(僕があげたイヤリング。つけてくれたんだ。)

何もいわずアスカを抱きしめる。

「あっ・・・。」
「このままでいい?」
「・・・・・うん。放さないで・・・。」




数分後、シンジの顔から赤みがなくなった。

「うっ、きもち・・・わるい・・・。」
「どうしたの、シンジ?」

不安そうにシンジの顔を覗きこむアスカ。

「酔ったの?」
「・・・・・うん・・・。」

船が船着場に着くと、アスカはシンジを支えながら近くのベンチに寝かせる。
自分の膝を枕代わりにして。


〜湖のほとり〜
「うぅ・・・・・・、はっ、アスカ。」
「シンジ起きたの。気分はどう?」
「もう大丈夫。」
「よかった。心配したのよ。このままシンジが起きないんじゃないかって。」


「ごめん。」

不安の闇から解き離れたアスカ。いまにも泣き出しそうなアスカ。
キスで慰めるシンジ。

シンジは起きあがって腕時計を見る。8時をだいぶ過ぎていた。

(あ、レストランに予約してたんだ。とっくに時間がすぎてる。
どうしよう。僕が酔ったせいでせっかくのデートを台無しにしちゃった。)

(アスカに謝ろう。)

「ごめんアスカ。ほんとうはレストランに予約してたんだ。
今頃は新帝国ホテルのレストランで食事をしているはずだったんだけど、僕が酔ったせいで・・・。」
「いいのよそんなこと。」
「デート・・・台無しにしちゃった・・・。」
「それよりシンジの作った料理が食べたい。ここで。」
「ここで?」

シンジの頭にはハテナマークが浮かぶ。
アスカは鞄の中をまさぐると、四角い包みをシンジにさしだした。

「お弁当?」

シンジは朝、自分で作ったお弁当のことを思い出した。

「まだ、お昼、食べてなかったね。」
「うん。」

「「食べよっか。」」

「シンジの作ったお弁当、世界一おいしい。」

(アスカ・・・・・。)

アスカのその言葉に、最高の微笑みで返すシンジ。

(台無しじゃない。最高の1日。)


〜あとがきらしきもの〜
ども。k1です。
はぁ、つかれた。今回は長めに書いてみました。

〜この話について〜
私が昔読んだ漫画にこのシーンがあったんです。
とても気に入っていて、これを二人にやらせてみたらどうかなぁって思って書いてみたんですが(^_^;
ぜひ、感想を聞かせてください。


アスカ様!い、いつの間にこんなデートをっ!!(@_@;もう、シンちゃんとラブラブ〜(はあと)!
もう、たまりませんなぁ。(*^^*)やっぱ、LASはいいねえ。(にこり)

な、なによ、これぇ!!(@_@;

あ、アスカ様。どうも。(にやり)

な、なによ。その顔は・・・。

アスカ様ったら僕に隠れて。いけませんなあ。そんなに照れることないじゃないですか。
この際だからはっきりったらどうですか?シンちゃんと出来てるって!(はあと)

ち、違うわよっ!!あれはただ成り行きで・・・シンジが可哀想だからつきあってやっただけよ。
それだけよっ!ホント、何でもないんだからっ!!

またまたすっとぼけちゃってぇ〜。むふふ〜。(*^^*)

ばきばきっ!!

ま、またしても同じネタか・・・・・ふっ・・・・・がくっ

はあ、こいつの妄想にも疲れたわ・・・。


K1さん、本当にありがとうございました!!

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